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【異物混入】マクドナルド大誤算 燃料投下の記者会見について改めて考えてみた [芸能]

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1月7日にマクドナルドが異物混入を受けて記者会見。

前回の記者会見で謝罪はするものの

●悪意を持った一部の従業員の仕業

●日本向けに出荷された証拠はない

●返金はしない
と発言し、大炎上を招いたカサノバ社長は機上の人

ということで出席せず。


なのにまたやってしまいました。

消費者を敵に回す会見。

燃料投下で報道バラエティーは祭です。

真面目に会見を開いたのになんで

こんなことになってしまったのか

改めて考えてみました。

公表はすべて消費者側から

これまでに報じられている異物混入は6件。

●2014年6月 宮城県 ベーコンレタスバーガーからガラス片

●2014年8月 大阪府 ポテトに人の歯 
              →人の歯と確認。混入経路は不明
               クルーに歯が抜けた人はいない。工場では
               マスクをしているので工場での混入の可能性は
               極めて低い

●2014年9月 京都府 ホットケーキにアクセサリー金具

●2014年12月 福島県 サンデーチョコレートにプラスチック片
              →破損した部品の一部

●2014年12月 東京都 チキンナゲットにビニール片
              →工場での混入の可能性は低い。調査中。

●2015年1月 青森県 チキンナゲットにビニール片
              →タイ工場か?調査中。


これらすべて消費者がクレームを出すも

マクドナルド社は公表することなく、いずれのケースも

不信感を抱いた消費者のSNSなどでの発信で公に

なったものばかり。


これについてマクドナルド社は

●異物混入の件数は公表しません。 
事故の増減についても公表しません。

●公表は品質・健康に重大な影響を及ぼす
 食中毒のようなケースだけで、公表の義務が 
 あるとは考えていません。

●個々の案件についても、その調査結果についても公表は
 いたしません。

という

え?ケンカ売ってる??

みたいな回答。

公表しないと

“実はもっとあるんじゃね?”という憶測を呼んでしまうだけで

不信感は増すばかり、だと思うのですが…。


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何がイケなかったのか?

◆安全軽視
たとえば、破損した部品で口を切るというケガの

場合には同じマシンを使っている全店舗で使用を

中止して点検し、再発を防ぐ手立てをしたうえで

公表すべきだった、といいます。


◆消費者を信用していない

ポテトに歯が入っていたケースでは

消費者が“店長は歯もフライされていた”と聞いたと

言っているのに、

“店長はフライされていた”とは言っていない


調査結果では 

1.店のクルーで歯が折れたものはいない、

2.工場ではみなマスクをつけている→お客様の歯の可能性もある
とし、記者会見では

“食べた人のものである可能性はないとは言えない”

言ってしまい 記者たちからも怒りを買う始末。


食べ物屋さんらしくない経営屋のおじさんが

出てきて上から目線でひとこと余計。
もう、完全に下手打ったとしかいいようがない。



問題が起きたとき、さらにそれを大きくするのは

1.事実の隠ぺい
2.責任転嫁
3.再発防止策の欠如

だということは食品業界は 産地偽装問題で

もう、いやというほど見てきたと思うのですが、

なぜそこから学ばなかったのか、大きな疑問です。



マクドナルドのいう

個々に対応して終わりというのは古い。

インターネットが発達する前はそれでよかったのかも

知れませんが、画像に残して誰でもが自ら発信できる

今となっては完全に時代遅れ。


問題視される企業体質

マクドナルドは食品ジャーナリストの間では

以前から風通しの悪い経営体質で知られていたそうです。

指示系統もバラバラ、一貫性のない対応など

あまり評判はよくなかったのだとか。


そこへ持ってきて 会見で印象深く残ってしまったのが

保身と言い逃れの匂い

そこにカチンときた方々も多かったのではないでしょうか。




人の手が介在する以上、混入をゼロにするというのは

不可能かもしれません。

でも不思議なのは これだけテクノロジーが発達している

のに できあがった商品に異物がないかどうかを確かめる

検品システムがないこと。


人間は間違いをしますし

機械だって故障することもあります。

できあがった商品が検品ではじかれるようになって

いれば起きない問題…。

こういうときこそ チャンスに変えるのが日本人だと思います。

ぜひ頑張って欲しいですね。

で、検品システムで世界No1のシェア狙っちゃいましょう!
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