SSブログ

高倉健 網走番外地 復刻 まだあった放送禁止の曲とは? [芸能]

スポンサーリンク




11月10日に悪性リンパ腫で亡くなった高倉健さんの

49年前のシングル曲『網走番外地』の復刻再リリース

話題になっています。



もともとこの曲は映画の主題歌として

高倉健さんの渋い歌声と酒を“きす”と呼ぶその筋の方々が

使っていたと思われる隠語が入るなど

“刑務所を美化し、 犯罪を助長しかねない”

として日本民間放送連盟の要注意指定曲となり、

放送禁止になっていた曲でした。

実は昭和の曲は結構 放送禁止扱いになったものが多いんです。

たとえば...


◆下ネタ満載

1975年発売 『金太の大冒険』(つボイノリオ)

主人公の金太くんが大冒険の末 マカオにだどりつくまでの

行程を唄ったコミックソングですが、

金太という名前の後に意図的に“ま”で始まる言葉を織り込んで

イケない表現に持ち込んでいるので放送禁止。

昭和の深夜放送でお馴染みの曲でもありました。


◆差別用語
1969年発売『びっこの仔犬』(加山雄三)

身体の障がいを差別的に表現しているタイトルからして

NGといったとことろでしょうか。

昭和の時代には普通に使われていた

耳がきこえないことを表す“○んぼ”

目が見えないことを表す“○くら”

言葉が出ないことを表す“○し”

等もすべてのちのち差別用語指定されてNGに。



1961年発売のクレージーキャッツの“シビレ節”。

元・都知事の故・青島幸男さんの作詞ですが、

そこまでの差別用語ではないのですが、

いろいろな世代のいろいろな人が

その時代にシビれていたものつまり

いいなと思ってハマっていたものや

してやられたものを挙げていて、

課長はゴルフにシビれてるし、

子供はテレビにシビれてるし、

社員はラッシュでシビれてるし、

オヤジはフグ食ってシビれてるんですが、

このなかに

じいさんがなにかでシビれている部分が歌詞カードでも伏字。

1994年発売のCDでは

音源の声だけ雑に消されて楽器の音しか聞こえない

状態にされていました。


調べてみるとどうやらこれは“中○”で

脳卒中などの後遺症で手足が麻痺したりした

状態を示す俗語のようですね。

昔は普通に使われていた言葉ですが、今は

ほとんど聞かれなくなったように思います。


◆けしからんことを助長しかねないもの

1985年発売『セーラー服を脱がさないで』(おニャン子クラブ)
まあ、まんまですよね。JK萌え助長、っていう。

そもそも彼女たちが出演していた“夕焼けニャンニャン”の

タイトルがすでにNGな気もしますが…。



で、このけしからんことに健さんの網走番外地の

“刑務所を美化”も入ってしまったわけですが、

そもそも任侠映画って 映画館出てくると肩で風切って

その気になって出てきちゃうような種類のものなのに

それをダメと言われても…。あれも昭和の文化ですし。


ということで

変に歌詞をいじらず、音源をいじらずでの復刻待ち望まれますね。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。