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美坊主 ファッションショー 訳もなく罪の意識が漂う理由 [ニュース]

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奈良市で行われた『美坊主』のファッションショー

開かれ話題になっています。

これは2015年の高野山開創1200年をPRするために

行われたもので、容姿端麗な「美坊主」たちが

音楽に乗ってのまさかのキャットウォーク。

しかも これはみんな本物の僧侶なのだそう。



修験道行者のいでたちでホラ貝を吹いたり、

僧位の高い大僧正と言われる僧侶の装束を身につけていたり

特別な法要でしか着ない装束があったり...というのを

顔立ちやたたずまいが美しい美坊主たちがやってくれるわけで

”萌え~”な女子たちで撮影会は行列ができるほどの人気だったそうで...。


でもこのイケ坊主のムーブメント今に始まったことでは

なかったようですね。

2012年には美坊主図鑑という」本が出版されていたり、



美坊主が主人公のマンガもいくつも出版されています。


しか~し!

なんなのでしょう、美しいお坊さまに漂う、この禁断感

BLに近いような、慕ってはいけないものを愛でているような

後ろめた~い感情は...。


現代では妻帯も許されているお坊さまですが、

煩悩を断つための修行の妨げになるとして

かつては日本でも僧侶には異性との接触を持つことは

不浄であるとして戒律で禁じられていた時期があり、

江戸時代から明治初期までは僧尼令という法律で

取り締まられ、戒律を破り女性と関係を持った僧は

女犯(にょぼん)を犯した罪で

遠島(島流しってやつですね)、晒し場で晒されたうえ破門、

それが不倫だった場合には死罪・獄門で首をさらされたそう。



女犯罪などは存在せず、妻帯するのがごく普通となった現代でも

なんとなくイケナイことをしている感があるのは

時代劇や時代小説の影響かも...。

しかし、髪がなくてもイケメンって言うのは本物のイケメンですよね。

後ろめたい感情が人気を後押ししていると言っても過言ではないかもしれません。
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